聞こえの感覚は十人十色。せっかく補聴器をお持ちでもご自身の聞こえ方にマッチしなくては快適に過ごせません。
ご相談の多いものを以下にまとめていますので、参考にしていただけたら幸いです。
壁や天井の材質、広さによってテレビのスピーカーから直接聞こえるのとは別に、少し遅れて壁や天井からの反響や残響が聞こえてきます。窓にはカーテン、フローリングには絨毯などを敷くだけでも反響は軽減されます。
テレビの音質設定があれば『快聴モード』にすると言葉が聞こえやすくなる可能性があります。また、出力設定を『ステレオ』から『モノラル』に設定を変更するだけで聞き取りやすくなる可能性があります。
離れた相手の声は聞き取りにくい傾向にあります。出来るだけ近づいてお話を聞くようにしましょう。また、音質の調整により聞きやすくなることもありますし、離れた場所の相手との会話をサポートするワイヤレスマイクなどもあります。お近くのリケン補聴器センターまでご相談ください。
話を聞くときには、耳からだけでなく相手の表情や口の動きをみることが大きな助けとなります。また、正面からの会話は、このような理由から聞き取りやすくなります。
ゆっくり、はっきり話してもらうことで、聞き取りやすくなります。
人は、方向や距離を、左右の耳それぞれに届く音の大きさや時間差を聞き取ることで判断しています。普段、左右の脳でそれぞれ助け合いながら働いています。脳がバランスよく働くためにも、左右の補聴器のバランスが取れることで一層効果が期待できます。
補聴器は、眼鏡とは違って、着けるとすぐに快適に聞こえるという機器ではありません。その人に合ったトレーニングが必要です。私たちは耳で聞いた音をそのまま感じていると思っていますが、音を聞いているのは、実は脳なのです。補聴器の音を脳が上手に判断できるようにするためには、トレーニングが必要です。補聴器を日頃からお使い頂き、補聴器の音に慣れることで効果が期待できます。
補聴器を使っていくうちに音量が物足りなくなったり、聴力の変化によって、聞こえが悪くなることがありますが、音の調整をすることで聞こえが良くなる場合があります。また、状況によっては耳鼻咽喉科の受診をおすすめすることもあります。お近くのリケン補聴器センターでご相談ください。
最も多い原因は、電池切れです。電池を交換してみましょう。
補聴器の電池はプラス面に貼ってあるシールを一旦剥がすと使わなくてもどんどん減っていきます。新しい電池と交換しても音が出なければ、お近くのリケン補聴器センターでご相談ください。
耳の形をとったオーダーメイド補聴器またはイヤモールド(オーダー耳せん)の使用をお勧めいたします。
オーダーメイドの場合でも、時間の経過とともに補聴器の型が耳に合わなくなっている場合があります。補聴器と耳の形が合わなくなると音漏れが発生し、補聴器から出る音をまた拾ってしまうことで補聴器からピーピーという音がなります。補聴器の形状を修正するか、耳に入る部分(シェル)を作り替える必要がありますので、お近くのリケン補聴器センターまで補聴器をご持参ください。まず、おさまり具合を確認させて頂きます。ピーピーいう原因は他にもあり、お店で解決できる場合もあります。お気軽にご相談ください。
補聴器は直に肌に触れていますので、様々な汚れや汗などの影響を受けます。補聴器を快適にお使い頂くためには2~3ヵ月に1度の定期的なメンテナンスが必要です。
また、1日使った補聴器はしっかりと乾燥させることが大切です。夜間や長時間使わないときは、乾燥ケースに入れておきましょう。乾燥剤には期限がありますので、きちんと交換して使いましょう。
また、乾燥剤が不要で除菌機能もある電気乾燥機もあります。
その他…
補聴器の調整が聴力に合っていない場合があります。効果が弱い場合は、他の補聴器販売店で購入された補聴器でもお持ちいただければ、調整いたします。お近くのリケン補聴器センターをご利用ください。
※お使いの補聴器の器種によっては調整できない場合があります。事前にお問い合わせください。
お引越しなどで、補聴器を購入されたお店が遠くなって利用しづらくなった場合など、お近くのリケン補聴器センターをご利用ください。
お一人おひとりの聞こえに関するご相談を受け付けております。
お近くのリケン補聴器センターにご来店もしくはお問い合わせください。